機織り職人の仕事場から…

銀座 一穂堂 麻と蓮展

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かれこれ20年のお付き合いとなる一穂堂の企画展に参加させていただくことになりました。
タイトルの“麻と蓮展”の通り、私は麻を素材としたのれん・卓布・帯に加え、
蓮のストールや紬の反物を出品します。

鞆岡隆史さんの写真・松崎融さんの漆の作品とともに
初夏の瑞々しい雰囲気を創り出せたらと思っています。

私は初日(6/16)の午後、会場にいます。

新作の紬反物“雨ニモ負ケズ”や、16年ぶりに復刻した麻のれん“螺旋”と共に
お待ちしています。

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# by kageyama_kobo | 2017-06-12 19:38 | 発表の場

のれんの仕立て

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我が家では“のれん”は織り上がった後は庭に張り、地直しの作業を行います。
実際には刷毛を用いて生地を水で濡らし、経緯の糸をよく馴染ませるのが目的です。

この工程を経た後に仕立ての作業に移ります。

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のれんの仕立ては母が専門に行っていました。しかし高齢化に伴い現在では私がその後を継いでいます。言ってみれば我が家ののれんはすべて“男仕立て”です。

縫い糸には生地の麻糸よりも弱い木綿の糸を用います。何かのトラブルでのれんが引っ掛けられた時、縫い糸が切れることで生地が裂けるのを防ぐためです。

縫い糸が表面に出ないよう、織り糸をすくうように針を進めます。

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影山工房でのれんを織り始めた当初から織り続けている“雨”というタイトルののれんの完成です。




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# by kageyama_kobo | 2017-05-29 12:04 | 仕事場の風景

影山工房+小割哲也 展 in RYU GALLERY

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私の地元・富士宮市にある RYU GALLERY にて、今日から“影山工房+小割哲也 展”が始まりました。
小割哲也さんは同じ富士宮市内で創作活動を行う陶芸家で、この度はギャラリーからの紹介で
ご一緒することになりました。

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白を基調としたギャラリーの空間に私と小割さんの布と陶が浮かび上がります。

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私はのれん,タピストリー,卓布,コットンマフラー,カシミヤネックウェア,蓮糸のストールなどを展示。
小割さんは手捻り・焼き締めの陶器を制作してきましたが、今回は新しい挑戦として“彩色の器”を発表しました。

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私も小割さんも土曜日・日曜日は会場にいます。ご連絡をいただければ平日にも会場に出向きます。
午前11時~午後5時30分開廊で、5/8と5/15の月曜日は休廊日です。
ご都合付きましたら“布と陶器の作品展”にお出掛け下さい。


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# by kageyama_kobo | 2017-05-06 22:58 | 発表の場

2017.4 奈良 五風舎 公開講座+織りもの展 終了

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奈良公園の東大寺戒壇院にほど近い水門町のギャラリー五風舎。
影山工房公開講座は5年前にこの場所から始まりました。
4月19日からの三日間、8つのタイトルの講座を行いました。
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地元関西をはじめ、遠くは関東・山口県・香川県・長野県などからも受講者が集まりました。
受講された方々の熱心さが伝わってきて、最初の講座はなんと50分オーバー!
それでも皆さんの感想は「そんなに時間が過ぎているなんて思わなかった」との事。
しゃべり続けた90分×8回の講座でしたが質問も活発に飛び出し、ほとんど疲れを感じないほどに私自身が充実した時間を過ごさせていただきました。

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4月22日からは同じ会場で“影山工房 織りもの展”を開催しました。

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築160年のこのギャラリーはご覧の通り畳敷きの純日本建築です。

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紬の反物や帯のコーナー

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富士山ののれんとタピストリー

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カシミヤ ネックウェア、手紡ぎ木綿のマフラーやストール


紬反物“雨ニモ負ケズ” “座繰り紬 黒無地”のほか、のれん“奈良格子” “松煙ダイア”などの
新作を含めた影山工房の布たちを多くの方にご覧いただきました。

公開講座の受講生の皆さん、織りもの展においでいただいた皆様、ありがとうございました。
また奈良・五風舎でお会いしましょう。




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# by kageyama_kobo | 2017-04-28 23:51 | 発表の場

第16回 影山工房 織りもの展 in 奈良

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お知らせが間際になってしまいました。
4月22日より、奈良・五風舎に於いて16回目の作品展を開催します。

おなじみの定番の布たちに加えて
宮沢賢治の“雨ニモ負ケズ”を織り込んだ紬の反物、
今までで最も細い“蓮の糸”で織ったストールなど
新作をご覧いただきます。

会場は奈良公園の中・東大寺戒壇院を正面に望む水門町の
築160年の古民家。

古都の春の散策を兼ねてお出掛け下さい。





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# by kageyama_kobo | 2017-04-17 16:13 | 発表の場