
“つくし”という道具に真綿を取り付け、ここから引き出した真綿の一端を時々指を口に運んで唾液を付けながら糸を紡いでいきます。Tさんが左右の指で真綿を引き出す度に“つくし”のキビガラがキューッ・キューッとリズミカルに鳴ります。
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4月と5月に二つの大きな作品展を予定しているので、こちらに向けての制作を早く始めたいのと、そのためには現在注文を頂いている品をまず作って納品しなくてはということで今日は今年最初に織る紬の反物の準備を始めました。
在庫の糸の中から使える色を選び出し地色や緯糸は新たに染めます。この季節、冷たい水仕事をするたびに静岡の温暖な気候と暖かな日差しに感謝しています。


新年明けましておめでとうございます。
2012年最初の作品展は、デザイナー・大滝正明さんの竹の花器と華道家・滝ひとみさんの花とのコラボレーションです。今回が初めての試みなのでどのような展示になるのかは搬入当日にならないと分かりません。どんな花器が…そしてどんな花との出会いがあるのか…。新しい年の始まりに相応しい夢のある展示にしたいと今からワクワクしています。
会場は富士宮市郊外の“RYU GALLERY”です。会期が長いのでご都合のよろしい時にお出掛け下さい。

掛川葛布の織り元では、以前は葛だけでなくあらゆる繊維を緯糸に織り込んで壁紙材を織っていたという話を聞いたことがあるので、これはその一種だと思います。
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ゼフィールは広いギャラリーなので正面にあるような大きなタピストリーが展示できるのが嬉しいです。
紬の反物と帯のコーナー。新作は最近特にお気に入りの“赤城糸”を使った反物です。
太いジュートの紐で織ったマットは素材の質感が独特で人気の一品。
こちらも最近お気に入りの“野蚕コーナー”です。
裏表色違い、そして両面が使える“リバーシブル昼夜帯”の試作品。これから色数を増やしていきたい新製品です。
和紙の里・小川町に住む友人が沢山の野の花を持って来てくれ、ギャラリー入り口に活けた“寒桜”が、文字通り展示に花を添えてくれました。会期中においでいただいた皆様、ありがとうございました。
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