2010年 04月 06日
ちょっとインドまで…13(最終回) 装うサリー
インド東部オリッサ州にあるコナーラク。ここにはヒンドゥー教の寺院としてはこの地方で最大規模を誇るスーリア(太陽)寺院があります。世界遺産にも登録され休日には多くの参拝者が訪れるこの寺院は「舞堂の柱のレリーフや本堂を支える車輪など、その彫刻の見事さは風化を感じさせないほどに精巧…」などとガイドブックに書かれるほどに素晴らしい遺跡なのですが、私はそのような彫刻など記憶に残らないほど、ここに参詣する女性たちのサリーに見とれていました。
このように沢山の素晴らしいサリーを見てきた旅でしたが、顧みて日本の着物を考えた時にその色柄の多様性と同時に布の質感の豊富さでは決して負けていないと確信しました。
いろいろな意味で自分の未知な感性を刺激してくれたインド。機会があれば再び…と言わず何回でも訪れてみたいと思っています。
by kageyama_kobo
| 2010-04-06 21:26
| 色があり柄があり…