2011年 12月 03日
掛川葛布の織り元の倉庫に…
掛川葛布の織り元では、以前は葛だけでなくあらゆる繊維を緯糸に織り込んで壁紙材を織っていたという話を聞いたことがあるので、これはその一種だと思います。
糸というよりも裂いた繊維そのもので、長さ2mほどの繊維が独特の“葛布結び”で結ばれています。色が黒く繊維が長いので大麻の表皮の部分ではないかと思うのですが、これは私の想像の範疇です。
来月に予定している“松・竹・椿”という作品展で、朽ちた竹の花器に敷くための布です。椿と松を生けて新春を演出します。
by kageyama_kobo
| 2011-12-03 22:56
| 染めと織りの素材