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機織り職人の仕事場から…

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“影山秀雄の織展”ごあんない

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                     ・会期:2012年4月3日(火)~4月8日(日)
                     ・会場:東京銀座 一穂堂サロン(℡03-5159-0599)
                         (東京都中央区銀座1-8-17 伊勢伊ビル3階)


以前よりお付き合いのあった一穂堂さんよりお声を掛けていただき、銀座・一穂堂サロンで作品展を開催する事となりました。

ここ数年来織り続けてきた紬の反物。その中でも最近特に関心を持って取り組んでいる“双紬(経緯紬)”と“赤城の節糸”の反物をご覧頂きたいと思っています。いずれも“絹の風合い・手触りの良さ”を追い求めた結果たどり着いた素材(糸)です。糸の扱い難さから織りの作業にはとても手間が掛かかりますが、織り上がり仕上げ工程を終えた布には今まで織っていた布には無かった特別の感触がありました。

影山工房には60年間織り続けてきた沢山の布の見本があります。中には古臭く今の時代にはそぐわない柄もありますが、何十年も前に織った布なのにとても新鮮でモダンな柄も沢山あります。現在この布たちを整理し“影山工房オリジナル柄”を集めた紬の見本帳を制作しています。今回の作品展は、この“布見本”を基にお客様のお好みを伺いながらオリジナルの着物や帯を創造する場にしたいと考えています。

※素材(糸)・色・柄・寸法など、お客様のご希望に職人の技術と経験でお応えします。
by kageyama_kobo | 2012-03-16 23:58 | 発表の場