2013年 09月 11日
30年付き合ってきた機に違和感を感じて…
どのような仕事も同様ですが、毎日使う道具は自分にとって常に最良の使い心地でなくてはなりません。ほんのわずかでも使い難さやストレスを感じたらその原因は完全に取り除いておかないといい仕事は出来ません。
今回の違和感は、機の座面の前後と上下の位置から来るものでした。そこでこの位置を修正した時のお話を書きます。
あれこれと座る位置を試してみて、座板が1.5cmほど後ろに下がるように調整しました。これで感じていた違和感は解消し、以前と同じように気分良く機が織れるようになったのでした。
座面の硬さは今まで通りがいいので、今回は座面に1.5cmの厚みの板を乗せてみました。座布団も左右で厚さが違うように感じたので下に新聞紙を折って敷きバランスを取りました。結果は織り際から織り手前の部分が全体的に見やすくなり、快適な視界が確保できたのです。
今回の二つの出来事は、たぶん私の体の筋肉や視力の衰えが原因だと考えられます。どちらもほんの1.5cmというわずかな修正ですが、私にとってはこれを行うのと行わないのとでは仕事のしやすさ⇒効率⇒能率に大きな差が出てきます。
by kageyama_kobo
| 2013-09-11 22:19
| 道具の話