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機織り職人の仕事場から…

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八ヶ岳倶楽部 影山秀雄 手織りの布展 『富士山を織る』 終了

八ヶ岳倶楽部 影山秀雄 手織りの布展 『富士山を織る』 終了_f0175143_20381787.jpg7月18日~24日、八ヶ岳倶楽部での作品展が終了しました。

会場となった八ヶ岳倶楽部は八ヶ岳南麓の標高1350mの森の中にあります。

前半は梅雨明け前で雨や曇りの日が多く、7月末ながらストーブに火を入れるような天候でした。

それでも日射しがあるとベランダに木漏れ日が差してとても気持ちのいいロケーションです。

八ヶ岳倶楽部 影山秀雄 手織りの布展 『富士山を織る』 終了_f0175143_2041151.jpg大きなガラス窓の前にはのれんを並べました。晴れた日には窓を開けて風を入れるとゆらゆらと揺れて、展示が立体的に見えます。

八ヶ岳倶楽部 影山秀雄 手織りの布展 『富士山を織る』 終了_f0175143_20392218.jpgはだしで踏むととても気持ちのいい特厚のジュートマットは夏のアイテムです。今回も人気がありました。

八ヶ岳倶楽部 影山秀雄 手織りの布展 『富士山を織る』 終了_f0175143_20404634.jpg手紡ぎの木綿糸で織ったストールも夏のアイテムです。木綿なので汗ばんだ肌にも気持ちよく、そして効きすぎる冷房の風から体を守ってくれます。

八ヶ岳倶楽部 影山秀雄 手織りの布展 『富士山を織る』 終了_f0175143_2041214.jpgカシミヤは冬の素材のように思われますが、小さなネックウェア(ミニ・マフラー)は大げさすぎないため冷房対策にも有効です。

八ヶ岳倶楽部 影山秀雄 手織りの布展 『富士山を織る』 終了_f0175143_20413218.jpgカディ綿糸(インドの手紡ぎ木綿)のネックウェアは今回の作品展のために作った新しいアイテムです。

人の手で紡がれた木綿の糸の手触りの心地よさを、もっともっと多くに人に知ってもらいたいです。

八ヶ岳倶楽部 影山秀雄 手織りの布展 『富士山を織る』 終了_f0175143_20414537.jpgベンガラ染めの大きなタピストリーはこのくらいの広さの壁面が無いと展示できません。久し振りの登場となりました。(右)

富士山1/2(ハーフ)のタピストリーは今回のための新作です。(左)

八ヶ岳倶楽部 影山秀雄 手織りの布展 『富士山を織る』 終了_f0175143_2042656.jpg経糸と緯糸の直線で作られる織物で曲線を描く方法を考えてアイデアが浮かんだ『丸紋』です。経糸の絣の色の重なりが面白い効果を出してくれます。(左)

案内状にも使った『綴れ織りの富士山』は、多くの人が「もっと大きいものかと思った」と感想を述べていました。(中)

八ヶ岳倶楽部 影山秀雄 手織りの布展 『富士山を織る』 終了_f0175143_20422476.jpg会場にあった特大のテーブルに『卓布』を沢山並べました。この広さがあればこその伸び伸びとした展示になりました。

八ヶ岳倶楽部 影山秀雄 手織りの布展 『富士山を織る』 終了_f0175143_20424346.jpg今年から我が家のアイテムに加わった『チビ・コースター』です。ウィスキーグラスやぐい呑みなどの下に敷いて、お酒を美味しく呑む事を提案します。

八ヶ岳倶楽部 影山秀雄 手織りの布展 『富士山を織る』 終了_f0175143_20383695.jpg八ヶ岳倶楽部での作品展は一昨年に続いて今回が二回目。

会場は前回のギャラリーからステージと呼ばれる森の中の展示室に変わり、どのような展示が出来るのかがとても楽しみでした。

結果は窓の外に緑の森が広がり、我が家の織物の色をとても引き立ててくれました。

おいでいただいた皆様、ありがとうございました。またこの会場でお会いできたら嬉しいです。

by kageyama_kobo | 2014-07-28 21:47 | 発表の場