2014年 11月 30日
“男に贈る手織りの布・影山秀雄展” in 静岡
久々のブログアップは今年最後の作品展のご案内です。
二年ぶりで静岡市の亀山画廊での作品展を開催します。
昨年から“男が身に着ける手織りの布”をイメージした仕事を続けてきました。今回はその延長線上で、これまでに織り上げてあった紬の反物の他に季節に合わせた巻き物(マフラー、ストール)をアイテムに加えました。
案内状の写真にあるマフラーはヒマラヤに生息するヤクの毛の糸で織ったものです。動物を想像するととてもワイルドな印象があるのですが、織り上がった布はとても繊細な手触りです。
背景に使っている紫色の布はカシミヤのストールです。体にたっぷりとまとう事を想定して2メートルほどの長さがあります。
案内状にはありませんが、人気のカシミヤのネックウェアや麻のれん、綿麻のテーブルマットなども並びます。
私は会期中は夕方6時頃までは会場にいます。ぜひご都合をつけておいでください。お待ちしています。
会期中の12月6日(土)には午後2時から“布は糸から,その糸はどこから?”と題したギャラリートークを行います。私のお気に入りの糸の数々をご覧いただきながら糸や織り上がった布、そしてその背景にあるものの魅力についてお話ししたいと思っています。
by kageyama_kobo
| 2014-11-30 21:31
| 発表の場