機織り職人の仕事場から…

緊急事態発生!

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8月の作品展に向けてジュートマットを織っています。
昨日、このマットを織っていると綜絖を上下させる踏み木がストンと落ちたような感触があり、
綜絖が思うように動かなくなってしまいました。

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原因を調べてみるとご覧の通り、綜絖枠の上下を支える板が折れていました。
緯糸をしっかり打ち込まないといけないので、経糸にはかなりのテンションをかけます。
この経糸を開口させるために、この板には強い力が下方に向かってかかります。
おまけにこの板の中心近くには節があったため、度重なる下に引っ張る力に耐えかねて
折れてしまいました。

このままでは綜絖を動かすことができず、つまり仕事が続けられません。

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しばらく思案しましたが、染め場の隅っこに手頃な板があったのを思い出しました。
綜絖枠の板の幅に合わせて切り、ご覧のように8本の木ねじで固定しました。
いずれ綜絖枠の板は取り替えなければなりませんが、ひとまずこの応急処置で何とか仕事は続けられ、
無事に織り上げることが出来ました。

こんな時に助けられるために、小さな木切れや金具などは簡単に捨てることができません。
でも、いつ使うのかわからないガラクタを置いておくのにも場所が必要なため、
どこまでとっておけばいいのかは常に悩みの種です。



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by kageyama_kobo | 2017-07-10 10:20 | 道具の話