機織り職人の仕事場から…

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“男に贈る手織りの布 影山秀雄展” in 静岡

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静岡市内にある亀山画廊で二年ぶりの作品展です。

手織りの布というとどうしても婦人物が主体になりがちですが、できることなら自分と同じ男性に私の織った布で男を磨いてもらいたいという思いから、男性を対象とした布を織り続けてきました。

最初に手掛けたのが紬の反物でした。人の手で紡ぎ出された味のある糸との出会いから、シンプルな色柄ながら糸味を活かした底光りのする風合いの布で“男”を輝かせたいと思ったのがきっかけでした。

季節柄、首に巻く布も織りました。冬の定番のカシミヤ、ヒマラヤから届いたヤク、インドネシアに棲む世界最大の蛾・アタカス、ミャンマーからはハスの糸、そしてシルクなど、個性豊かで魅力的な糸を用いたマフラーやストールを織りました。

一番人気のカシミヤのネックウェア(ミニマフラー)もカラフルに並びます。

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私は会期中午後1時から6時頃までは会場にいます。ぜひご都合をつけておいでください。

※12月7日(水)は画廊の定休日です。お間違えの無いように。


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by kageyama_kobo | 2016-11-26 23:00 | 発表の場

新柄のれん“松煙ダイア”

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生成り地に松煙染めの絣で麻のれんを織り始めました。織り始めは白地にグレーの棒縞なので囚人服かパジャマ地のような柄に見えましたが、柄が絣に差し掛かると雰囲気が一変します。

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絣に染めた二種類の経縞をずらして柄を織り出します。絣の重なりで白とネズの菱形模様が浮かび上がります。

この大きなずらしの経絣は父と二人で開発した我が家独特の技法です。



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by kageyama_kobo | 2016-11-17 20:01 | 色があり柄があり…