機織り職人の仕事場から…

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経糸の大管巻き

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今日は紬の反物を織るための経糸の準備をしています。
写真は大管巻きをしているところです。

着尺の大管巻きは半日から一日仕事になります。そこで私の仕事場には管巻き用に床に掘り炬燵のような穴を開けてあります。正座やあぐらではなく椅子に腰掛けた姿勢で作業ができるので、長時間の仕事が楽に行えます。

糸巻きの錘(ツム)の近くには重さ約5キロの分銅を置きます。振動で糸巻きが動くのが防げます。

糸巻きの向こうには“そろばん”を置きます。巻き数を記録したり、作業途中にこの場を離れる時の数の記憶用です。

織物は根気のいる作業が多いので、体の負担や作業効率を考えていろいろな工夫をするのです。




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by kageyama_kobo | 2017-09-26 23:32 | 仕事場の風景