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機織り職人の仕事場から…

ガラ紡製糸された和綿

静岡県浜松市を中心とした遠州地方に日本独自の紡績技術である“ガラ紡製糸”の機械を動体保存しながら、この機械を使って自分たちが栽培した和綿を紡ぎ製品化に取り組んでいるNPOがあります。このグループの方から依頼を受けて“和綿のガラ紡糸”を織ることになりました。

糸はすべて双糸に撚られています。目を閉じてカセを握るとサラッとした感触の中に「ウールではないか?」と思われるくらいのふくらみがあります。どんな布が織れるのか、久し振りに胸騒ぎのする素材と出会いました。

# by kageyama_kobo | 2012-04-10 22:10 | 染めと織りの素材

裂き織りの帯

久し振りの裂き織りです。地の色は山鳩の胸の色のようなわずかに紫がかったグレー。そして部分的に濃い紫の縞が入っています。

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# by kageyama_kobo | 2012-03-23 17:11 | 色があり柄があり…

“影山秀雄の織展”ごあんない


                     ・会期:2012年4月3日(火)~4月8日(日)
                     ・会場:東京銀座 一穂堂サロン(℡03-5159-0599)
                         (東京都中央区銀座1-8-17 伊勢伊ビル3階)


以前よりお付き合いのあった一穂堂さんよりお声を掛けていただき、銀座・一穂堂サロンで作品展を開催する事となりました。

ここ数年来織り続けてきた紬の反物。その中でも最近特に関心を持って取り組んでいる“双紬(経緯紬)”と“赤城の節糸”の反物をご覧頂きたいと思っています。いずれも“絹の風合い・手触りの良さ”を追い求めた結果たどり着いた素材(糸)です。糸の扱い難さから織りの作業にはとても手間が掛かかりますが、織り上がり仕上げ工程を終えた布には今まで織っていた布には無かった特別の感触がありました。

影山工房には60年間織り続けてきた沢山の布の見本があります。中には古臭く今の時代にはそぐわない柄もありますが、何十年も前に織った布なのにとても新鮮でモダンな柄も沢山あります。現在この布たちを整理し“影山工房オリジナル柄”を集めた紬の見本帳を制作しています。今回の作品展は、この“布見本”を基にお客様のお好みを伺いながらオリジナルの着物や帯を創造する場にしたいと考えています。

※素材(糸)・色・柄・寸法など、お客様のご希望に職人の技術と経験でお応えします。

# by kageyama_kobo | 2012-03-16 23:58 | 発表の場

柄つくりの素材として…

先日の東京出張の帰りの電車の中で新しく織る反物のデザインがぼんやりと浮かびました。いつもならさっさと色が決まり糸染めが始められるのですが今回はなかなかイメージが具体化しません。“ぼんやり”を“具体的”にするため、久し振りにカラーチャートブックを開きました。

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# by kageyama_kobo | 2012-02-22 13:37 | 色があり柄があり…

結城紬の糸

二月の初旬、知人の案内で結城紬の産元を訪れました。いろいろと結城紬に関するお話を聞かせていただいた後、手引きの糸を紡いでいるTさんのお宅に案内していただき、憧れの結城紬の糸が生まれる瞬間を目の当たりにすることが出来ました。
“つくし”という道具に真綿を取り付け、ここから引き出した真綿の一端を時々指を口に運んで唾液を付けながら糸を紡いでいきます。Tさんが左右の指で真綿を引き出す度に“つくし”のキビガラがキューッ・キューッとリズミカルに鳴ります。

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# by kageyama_kobo | 2012-02-05 14:46 | 染めと織りの素材