人気ブログランキング |

機織り職人の仕事場から…

“織道具機料善” 今年も始動!

 影山工房は織物工房ですが、織物とは別に織り道具の企画制作も行っています。この織り道具のブランド名が“織道具機料善”(おりどうぐきりょうよし)です!
 すべての道具は影山工房の仕事の中で「便利さ」「使いやすさ」を求めて自分たちのために作ったものです。そして6年前から、織物に取り組む人たちに向けてこの道具たちの提供を始めました。
 多くの製品は影山自身が手作業で作ります。一部は友人の木工職人の手を借ります。すべて手作りのためたくさんは作れません。数に限りがあるので大々的な販売は不可能。この道具類は“影山工房公開講座”の会場のみの販売となります。
 対面販売を原則と考えていますので通信販売はしません。興味をお持ちの方は実物を手に取って、もしも気に入っていただけましたらお求め下さい。
f0175143_16533397.jpg
●楽し針…先が鋭く軸の太いこの針は、布目を直したり・結び目を解いたりと思いがけず重宝します。

f0175143_16534622.jpg
●綜絖通し…使う糸に合わせて何種類か使い分けることをお勧めします。ステンレスの針金を研磨して針先を作ります。柄の部分は竹の枝や弓矢の矢じりを使い、同じものは二つとありません。


f0175143_16535699.jpg

●矢筈…筬通しの道具です。市販のものは金属製ですが、これは太い竹を割ったものを削って作ります。着尺の糸に対応できるよう薄く作ってあります。細い糸用です。

f0175143_16540676.jpg

●綾棒…左の二本は女竹を、茶色いものは弓矢を素材に使っています。ヒモの付け方に特徴があります。

f0175143_16541481.jpg
●ふわり・ふわり台…“良いふわり”の条件は、掛けるカセの大きさに合っている事と軽い事です。使うカセの大きさに合わせて受注生産も致します。“ふわり台”の台座はケヤキとサクラの二種類の素材があります。


f0175143_16542284.jpg
●巻き筬台…整経の後、巻き筬を通す時に綾棒と筬をしっかり固定する道具です。写真のように筬を平らに置くものと、斜めに立てられるものの2種類があります。


f0175143_16542923.jpg
●羽子板…整経台で経糸を整経する時にこの道具を使うことで、経糸のテンションが揃いやすくなります。磁器のリングを20個使ってあります。

f0175143_16543886.jpg
●筬吊り…綜絖通しの後、織り筬を通す時に筬を保持する道具です。多くの方から好評をいただいています。

※1 ご希望によっては特殊サイズやマイナーチェンジなども制作可能です。ご相談ください。
※2 お買い上げ後は可能な限り修理やメンテナンスの対応をいたします。
※3 あえて価格は表示しませんが、もしもお知りになりたい場合は電話かメールでお問い合わせいただければお答えします。



by kageyama_kobo | 2019-02-24 19:13 | 道具の話