2020年 10月 15日
木枠で整経する時の一工夫
私の工房では経糸の整経は通常“大管”を使って行います。
したがって整経台の上には写真の様に“木枠でできた管立て”が取り付けてあります。
細い糸を整経する場合はこの方法でまったく問題ないのですが、
時に太い糸を整経する場合、大管よりも糸をたくさん巻ける“木枠”を使いたくなるのです。
以前は木枠を床に置いて、そこから糸を上に引き上げて整経を行っていました。
しかし、この方法では糸の入れ替えや糸の終わりのところでいちいち床にしゃがみこんで
作業をしなければなりません。
この煩わしさを何とかしたくて、一工夫してみました。
by kageyama_kobo
| 2020-10-15 19:40
| 道具の話