機織り職人の仕事場から…

カテゴリ:発表の場( 87 )

八ヶ岳倶楽部 “藤井慎介*影山秀雄 木と布展” 始まる


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いよいよ本日から山梨県北杜市にある八ヶ岳倶楽部にて“木と布 二人展”が始まりました。
会場は木漏れ日が差し込む森の中の“ステージ”と呼ばれる建物です。

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藤井慎介さんの木工作品と私の布、作者としては何とも気持ちのいい組み合わせです。

特に暑さの厳しい今年の夏ですが、標高1300mのこのギャラリーには
心地よい高原の風が吹き抜けています。

避暑を兼ねておいでになりませんか?




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by kageyama_kobo | 2018-08-02 23:17 | 発表の場

藤井慎介 * 影山秀雄 “木と布 二人展”

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今年も8月に八ヶ岳倶楽部で作品展を開催することになりました。
今回は静岡県裾野市に住む木工の藤井慎介さんとの二人展です。

藤井さんとのジョイントは今回が3回目です。
めったに他の人とのジョイントはやらない私ですが、藤井さんとは特別です。
なぜなら、彼の木工作品と私の布とがとても相性がいいと感じるからです。

藤井さんの木工作品の魅力は、広葉樹を素材とした木の質感とフォルムのバランスの気持ち良さ。
正確な木取りと緻密な仕上げ、その上に彼自身が行う漆の塗装の美しさです。

今回も案内状の撮影のために何点か作品を手にしましたが、
指物や刳り物の技術を駆使して丁寧に作られた作品に多彩な漆の技法で仕上げられた作品には
いつもながらため息が出ました。

案内状では紹介しきれない“木と布の表現の可能性”をきっと楽しんでいただけると思います。
これらの作品が皆様の暮らしの中で活かされたら…というメッセージを
お届けしたいと思っています。

硬い木と柔らかな布のデュエットを、是非お楽しみください。

毎日11時以降には会場に在廊する予定です。
皆様のお越しをお待ちしています。





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by kageyama_kobo | 2018-07-19 22:57 | 発表の場

銀座一穂堂 “麻と蓮展”

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本格的な夏の到来を前に、恒例となった銀座一穂堂の“麻と蓮展”に今年も出品します。
夏の素材として親しまれている麻はのれんやテーブルマットを。そして木綿と麻を組み合わせた
ティーマットやコースターなどの卓布シリーズも並びます。

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蓮の糸を使った布は、今回3種類出品します。まずは定番となった蓮糸のストールです。
蓮糸と絹糸を50%づつ使って、網代織りで市松模様を織り出しています。

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二番目は、昨年はサンプルのみ出品した蓮糸85%:絹糸15%のマフラーです。蓮糸の手触りを存分に味わっていただける一品です。
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三番目は今年の新作で、蓮糸にこげ茶とコバルトブルーの絹糸を組み合わせて格子模様を織り出したマフラーです。

私は7月7日(土),8日(日)の二日間、一穂堂に在廊します。



麻と蓮展
銀座一穂堂〔東京都中央区銀座1-8-17 伊勢伊ビル3階〕
2018.7.6(金)~7.14(土) 11:00~19:00(月曜日休廊)




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by kageyama_kobo | 2018-06-29 11:10 | 発表の場

2018年 影山工房公開講座 終了

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2018年の影山工房公開講座“織りを伝える”の東京会場・奈良会場が終了しました。
二月の東京会場では34名、四月の奈良会場では18名の受講者を迎え、
私の織物のノウハウを両会場でそれぞれ 90分×8講座=720分 たっぷりお話ししました。
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どちらの会場も、参加された方々の織物に対する情熱はなかなかなもので、
その熱い視線に応えるべく、私も知りうる限りの知識と経験を伝えたつもりです。
この講座で得た知識が、これからの皆様の織物のお役に立てれば幸いです。

私も皆様から頂いたエネルギーを自身の仕事に活かし、
来年は更にグレードアップした講座内容でお応えしたいと考えています。

今までこの講座に参加された皆様、そしてまだ受講されていない皆様、
来年の“影山工房公開講座”をお楽しみに!




※奈良会場での講座に続いて行なった“影山工房 やっぱり紬展”の報告をしたかったのですが、不覚にも展示会直前にカメラの電池がダウンしてしまい画像での報告が出来なくなってしまいました。

会期は三日間でしたが天候にも恵まれ、新緑に包まれた五風舎で気持ちの良い作品展となりました。
今回特に感じたのはブログを見ておいでになった方がとても多かった事です。それも織物をされている方ではなく、布がお好きな方が多かった事は今までになかった事でした。

会場においでいただいた皆様、ありがとうございました。
これからも面白い素材を活かし、多くの方に楽しんでいただける布づくりを目指します。
次の機会にもおいでをお待ちしています。







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by kageyama_kobo | 2018-04-26 20:36 | 発表の場

2018年 影山工房公開講座(奈良会場)のご案内


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 影山工房では仕事の中で培ってきた織物のノウハウを次の世代に伝えるべく『影山工房公開講座』を2013年より開催しています。織物に関わる多くの先人たちが伝えてくれた知識に加え、私の工房の日々の作業の中から生まれたアイデアなども織り交ぜて8項目の講座を開きます。
「日々の作業の中でいま一つ理解できないことがある」「自分の仕事を改めて確認したい」「さらなるスキルアップのきっかけが欲しい」などと思われている方々へ、織物歴40年の職人がアドバイスいたします。沢山の質問を持ってご参加下さい。


          ・・・・・・・・・・ 講 座 内 容 ・・・・・・・・・・

① 私が使う織り道具 (対象:初心者~上級者)
 織物の作業には多くの道具が必要です。私が毎日使う道具たちを紹介しながら、プロの目から見た道具の選び方・扱い方・メンテナンスの方法などをじっくりとお話しします。いくつかの方法を実践すれば、今まで使っていた道具が見違えるほど使いやすくなるかもしれません。

② 私の好きな糸の話 (対象:初心者~上級者)
 影山工房では絹や木綿に始まり麻,羊毛,野蚕,カシミヤ,ヤク,ハスなど様々な糸を用いて布を織っています。これらの糸とその糸から織られた布をご覧いただきながら、糸の特徴や効果的な使い方など私が感じる糸の魅力についてお話しします。

③ 織物に役立つ糸結び・紐結び (対象:初心者~上級者)
 織物の素材は糸。そしてその糸を布にする工程の中には“結ぶ”という作業が頻繁に登場します。私が日ごろ仕事で多用する様々な結び方を実技を交えて紹介します。ほんの数種類の結び方を身に付けることで、織物の作業がより効率よく行えるようになります。

④ 糸を巻く・糸を計る (対象:中級者~上級者)
 糸の扱いは織物の基本中の基本。糸にも織り手にもストレスのない糸の扱い方。個性的で魅力的だけど扱いにくい糸を何とか織り手の思い通りに扱うためのあの手この手。糸の番手と整経のための計算法。扱いやすいカセ、解きやすいカセの作り方。受講される方は電卓持参でおいで下さい。

⑤ 平織りの可能性 (対象:初心者~上級者)
 我が家で織る布のほとんどが平織りです。60年間織り続けてそれでも飽きることのない平織りの魅力とは? 素材を選び、色を選び、糸の太さを選ぶことで、シンプルな組織の平織りに実は無限の可能性が潜んでいることに気付かされます。私が織る布たちをサンプルに平織りをデザインするためのアイデアを紹介します。 

⑥ 縞を作る・柄を創る (対象:初心者~上級者)
 粋な縞と野暮な縞。この違いはどこにあるのでしょうか。伝統柄から独創的なデザインの方法まで、私が日頃応用している縞作りのヒントを紹介しながら美しい縞を作るノウハウを考えましょう。実際に糸を縞模様に並べるシンプルで効率的な技法も解説します。受講には電卓をご持参下さい。

⑦ やたら縞を創る (対象:中級者~上級者)
 単調になりがちな縞のデザインに変化をつけたいと思ったら“やたら縞”を作ってみませんか。色のやたら・太さのやたら・その組み合わせと無限の可能性をもつやたら縞ですが、いざ作ろうと思うとどのように“やたら”を作ればいいのか迷ってしまいます。その“やたら”をデザインする方法のいくつかを、実例を見ながらお話しします。

⑧ 専修講座 紬を織るということ  (対象:上級者)
 影山工房が60年間織り続けてきた「紬」。糸の選び方、筬の選び方、色の決め方、糊付けの方法、経糸のテンション、小管の巻き方、打ち込みのタイミング、湯通し、砧打ち、仕上げの方法など、私が紬を織る技法の全てを解説します。これから紬を織りたい方ではなく、現在紬を織っている方が対象です。(この講座のみ受講料10,000円)

●各講座は定員が8名、受講料はそれぞれ3,000円(⑧以外)です。受講を希望される方は(氏名、住所、電話番号、受講ご希望日時、講座名)を明記の上、それぞれの会場の初日の二日前までにファックスかメールにて下記までお申込み下さい。折り返し受付確認の連絡を差し上げます。当日の受付はありません。

●申込先 手機織処 影山工房 ・Fax:0544-27-0054
                     ・Mail:kageyamakobo@factory.tnc.ne.jp
 
第8回 影山工房公開講座 < 奈良会場 日程表 >
●会 期 : 2018年4月18日(水)・4月19日(木)・4月20日(金)
●会 場 : 奈良水門町 五風舎 奈良県奈良市水門町45(℡0742-22-5514)
●講 師 : 影山 秀雄
①4月18日(水)10:30~12:00 私が使う織り道具 
②4月18日(水)13:30~15:00 私の好きな糸の話
③4月18日(水)16:00~17:30 織物に役立つ糸結び・紐結び(定員になりました)    
④4月19日(木)10:30~12:00 糸を巻く・糸を計る 
⑤4月19日(木)13:30~15:00 平織りの可能性   
⑥4月19日(木)16:00~17:30 縞を作る・柄を創る定員になりました)   
⑦4月20日(金)10:30~12:00 やたら縞を創る
⑧4月20月(金)13:30~15:00 専修講座 紬を織るということ(定員になりました) 


◎続く4月21日(土)~23日(月)は、同会場にて 
影山工房 やっぱり紬展 を開催します。



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by kageyama_kobo | 2018-04-03 20:30 | 発表の場

奈良・五風舎 影山工房 やっぱり紬展

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第17回 影山工房 やっぱり紬展
2018年4月21日(土)~23日(月) 午前10:30~午後5:00

私の両親が現在の場所に工房を開いて65年。
最初は木綿の唐桟縞から始まって、紬の反物・麻・羊毛・カシミヤ・蓮など
いろいろな素材を織り続けてきました。
そしてこの春、私の関西のホームグラウンド・五風舎で皆様にご覧いただくのは
私の仕事の原点である手織りの紬です。
なのでタイトルは“やっぱり紬展”
紬だけでなく、木綿や麻のインテリアのもの、首に巻くものなども展示します。
春の奈良の散策を兼ねて、ぜひお出掛け下さい。

会場:五風舎 630-8208 奈良市水門町45 電話:0742-22-5514
■近鉄奈良駅より徒歩15分.東大寺戒壇院より南に100m.入江泰吉記念館となり. 

※作品展に先立ち4/18~20に、同じ会場で“影山工房公開講座”を開催します。




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by kageyama_kobo | 2018-03-16 19:59 | 発表の場

始まりました! 八ヶ岳倶楽部 作品展

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いよいよ本日(8月3日)、山梨県の八ヶ岳南麓にある八ヶ岳倶楽部にて
影山秀雄 手機で織る藍の布”が開会しました。

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会場となるギャラリーの入り口正面には生成り地に藍染めの“螺旋”ののれんを吊って
お客様をお迎えします。

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今回は“ブース展”ということで展示スペースは広くないのですが、
藍染めの作品をメインにギュッと引き締まった展示ができたと思っています。

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定番のテーブルマット類。
最近藍の染まりが良いので青の濃淡が清々しく並びます。

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夏のアイテム・手紡ぎ木綿のストール類。
生成り色をメインに自然な綿の色や植物染料の色が優しい雰囲気を作っています。

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年間を通じて人気のあるジュートマットです。
今頃の季節に裸足で踏むと気持ちのいいマットなので、今回は色を3色・長さ3種類で作ってきました。

標高1360mに位置する八ヶ岳倶楽部は8月のこの季節も暑さ知らずの別天地です。
高原の緑と冷たい空気がお待ちしています。


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by kageyama_kobo | 2017-08-03 21:50 | 発表の場

影山秀雄 手機で織る藍の布 in 八ヶ岳倶楽部

昨年に引き続き夏の八ヶ岳倶楽部にて作品展を行います。
今回は広いスペースの“ステージ”ではなく、ギャラリーの一角の“ブース”での開催となります。
楽しいアートやクラフトの作品に囲まれた中で私の藍の布をご覧いただきます。

下界では夏真っ盛りのこの季節、八ヶ岳中腹のこの場所は暑さ知らずの気候です。
私は毎日会場にいます。涼しい高原の空気と共に皆様をお待ちしています。
避暑を兼ねてぜひお出かけください。

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by kageyama_kobo | 2017-07-17 10:18 | 発表の場

銀座 一穂堂 麻と蓮展

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かれこれ20年のお付き合いとなる一穂堂の企画展に参加させていただくことになりました。
タイトルの“麻と蓮展”の通り、私は麻を素材としたのれん・卓布・帯に加え、
蓮のストールや紬の反物を出品します。

鞆岡隆史さんの写真・松崎融さんの漆の作品とともに
初夏の瑞々しい雰囲気を創り出せたらと思っています。

私は初日(6/16)の午後、会場にいます。

新作の紬反物“雨ニモ負ケズ”や、16年ぶりに復刻した麻のれん“螺旋”と共に
お待ちしています。

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by kageyama_kobo | 2017-06-12 19:38 | 発表の場

影山工房+小割哲也 展 in RYU GALLERY

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私の地元・富士宮市にある RYU GALLERY にて、今日から“影山工房+小割哲也 展”が始まりました。
小割哲也さんは同じ富士宮市内で創作活動を行う陶芸家で、この度はギャラリーからの紹介で
ご一緒することになりました。

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白を基調としたギャラリーの空間に私と小割さんの布と陶が浮かび上がります。

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私はのれん,タピストリー,卓布,コットンマフラー,カシミヤネックウェア,蓮糸のストールなどを展示。
小割さんは手捻り・焼き締めの陶器を制作してきましたが、今回は新しい挑戦として“彩色の器”を発表しました。

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私も小割さんも土曜日・日曜日は会場にいます。ご連絡をいただければ平日にも会場に出向きます。
午前11時~午後5時30分開廊で、5/8と5/15の月曜日は休廊日です。
ご都合付きましたら“布と陶器の作品展”にお出掛け下さい。


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by kageyama_kobo | 2017-05-06 22:58 | 発表の場