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機織り職人の仕事場から…

八ヶ岳倶楽部 “藤井慎介*影山秀雄 木と布展” 始まる


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いよいよ本日から山梨県北杜市にある八ヶ岳倶楽部にて“木と布 二人展”が始まりました。
会場は木漏れ日が差し込む森の中の“ステージ”と呼ばれる建物です。

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藤井慎介さんの木工作品と私の布、作者としては何とも気持ちのいい組み合わせです。

特に暑さの厳しい今年の夏ですが、標高1300mのこのギャラリーには
心地よい高原の風が吹き抜けています。

避暑を兼ねておいでになりませんか?




# by kageyama_kobo | 2018-08-02 23:17 | 発表の場

藤井慎介 * 影山秀雄 “木と布 二人展”

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今年も8月に八ヶ岳倶楽部で作品展を開催することになりました。
今回は静岡県裾野市に住む木工の藤井慎介さんとの二人展です。

藤井さんとのジョイントは今回が3回目です。
めったに他の人とのジョイントはやらない私ですが、藤井さんとは特別です。
なぜなら、彼の木工作品と私の布とがとても相性がいいと感じるからです。

藤井さんの木工作品の魅力は、広葉樹を素材とした木の質感とフォルムのバランスの気持ち良さ。
正確な木取りと緻密な仕上げ、その上に彼自身が行う漆の塗装の美しさです。

今回も案内状の撮影のために何点か作品を手にしましたが、
指物や刳り物の技術を駆使して丁寧に作られた作品に多彩な漆の技法で仕上げられた作品には
いつもながらため息が出ました。

案内状では紹介しきれない“木と布の表現の可能性”をきっと楽しんでいただけると思います。
これらの作品が皆様の暮らしの中で活かされたら…というメッセージを
お届けしたいと思っています。

硬い木と柔らかな布のデュエットを、是非お楽しみください。

毎日11時以降には会場に在廊する予定です。
皆様のお越しをお待ちしています。





# by kageyama_kobo | 2018-07-19 22:57 | 発表の場

銀座一穂堂 “麻と蓮展”

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本格的な夏の到来を前に、恒例となった銀座一穂堂の“麻と蓮展”に今年も出品します。
夏の素材として親しまれている麻はのれんやテーブルマットを。そして木綿と麻を組み合わせた
ティーマットやコースターなどの卓布シリーズも並びます。

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蓮の糸を使った布は、今回3種類出品します。まずは定番となった蓮糸のストールです。
蓮糸と絹糸を50%づつ使って、網代織りで市松模様を織り出しています。

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二番目は、昨年はサンプルのみ出品した蓮糸85%:絹糸15%のマフラーです。蓮糸の手触りを存分に味わっていただける一品です。
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三番目は今年の新作で、蓮糸にこげ茶とコバルトブルーの絹糸を組み合わせて格子模様を織り出したマフラーです。

私は7月7日(土),8日(日)の二日間、一穂堂に在廊します。



麻と蓮展
銀座一穂堂〔東京都中央区銀座1-8-17 伊勢伊ビル3階〕
2018.7.6(金)~7.14(土) 11:00~19:00(月曜日休廊)




# by kageyama_kobo | 2018-06-29 11:10 | 発表の場

蓮糸のストール 織っています

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7月に銀座のギャラリーで開催される『麻と蓮展』に向けて、蓮糸のストールを織っています。
蓮の糸と絹糸を半々に使う、いつものストールです。
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ハス糸も絹糸も節の多い糸なので、この節を丁寧に取り除きながらの作業になります。
そのために節取り用の毛抜きと握りバサミは常に手元に置いてあります。
柄の寸法を確認するための物差しも一緒です。
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緯糸はこの三種類。上から“蓮糸”、“濃いオリーブグリーンの絹糸”、“生成り色の絹糸”。
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織り幅を安定させるための“織り伸子”も、このストール用に作りました。


作品展は7月5日~14日。詳しいご案内はまた後日お知らせします。






# by kageyama_kobo | 2018-06-08 13:21 | 仕事場の風景

蓮糸のマフラー フリンジを作る

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以前このブログでストールのフリンジを作る記事を書きました。
このブログを見た友人(織物をやっている)が
「影山さんは房を一本づつ撚ってるの?私は二本同時に撚るよ」と得意げに話していました。

この言葉に「イラッ!」とした私は、次回からこの“二本同時撚り”に挑戦。

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やってみれば難しいことはなく、二つに割った糸の房を両手の親指と人差し指で同時に撚りつけていけば、一本づつで撚り付けるよりもはるかに早く作業ができます。

何気ない友人との会話の中から、とても有意義なヒントがもらえました。




# by kageyama_kobo | 2018-05-07 09:40 | 仕事のコツ